仕込み別の5種のお酒をランダムにお入れします。商品（仕込み）の指定はできません。
しずくシリーズは通常の商品と異なり極少量を特別に瓶詰めしたお酒です。
しずくシリーズのお酒は、おおよそ1000リットル前後の大吟醸の醪からわずか30リットルほどしか得られない限定商品です。


【仕込み17号/大吟醸】
瓶口本数：斗瓶1番19本、2番15本、3番25本
松の司大吟醸Ultimusはこの17号と20号の出品酒をブレンドして商品化されています。 出品酒は香り高く甘さと滑らかさが特徴ですが、食中酒としての特性において松の司のポリシーと合致しないところがあります。 そこで大吟醸Ultimusにはこの仕込みで使用しているような香りが低くてキレの冴える味わいを生む酵母で醸した大吟醸とブレンドしています。

【仕込み20号/大吟醸】
瓶口本数：斗瓶1番36本、2番32本、3番42本
全国新酒鑑評会用にタンク2本仕込みました。 この20号はその最初の出品酒用の仕込みです。酵母は協会1801号を使用。とても香りの華やかな吟醸酵母です。味わいは穏やかで上品、吟醸香であるカプロン酸エチルの数値的（6.8ppm）高さを感じさせないほどまとまりがあります。

【仕込み42号/大吟醸】
瓶口本数：斗瓶1番43本、2番44本、3番48本
20号同様、出品用の大吟醸です。この仕込みの一番大きな特徴は原料水です。 仕上がりの酒の約八割を占める水の個性は酒の味わいの印象に大きく影響します。 京都の愛宕山の伏流水を使用し、華やかな香りと軽やかな口当たりの大吟醸に仕上がりました。

【仕込み54号/大吟醸】
瓶口本数：斗瓶1番22本、2番23本
華やかな吟醸香をまとい、しっかりとした酸を持つ酒を目指し採用したのが秋田今野のNo.5-11株です。 穏やかな吟醸香に爽やかなトーンの高い酸。他の仕込みとの違いがはっきりと分かる爽やかな酸味です。

【仕込み65号/純米大吟醸】
瓶口本数：斗瓶1番19本、2番23本、3番23本
仕込み総数150kgの本当の試験醸造純米大吟醸です。 楽やブルーに使用している金沢系の自社酵母で醸造。膨らみと柔らかさを特徴とする愛山と軽さとキレを特徴とするNo.5酵母との対照的な組み合わせ。 そしてそれをしずく取り斗瓶囲で仕立てることは贅沢な今考えうる理想の試みです。